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そのよるわうねむることあたはざりければめいじて日々ひびことしるせる記錄きろくふみもちきたらしめわう前󠄃まへにこれをよましめけるに
On that night could not the king sleep, and he commanded to bring the book of records of the chronicles; and they were read before the king.


could not the king sleep
〔ダニエル書2章1節〕
1 ネブカデネザルの治世ぢせいの二ねんにネブカデネザルゆめそれがためにこゝろおもひなやみてまたねむることあたはざりき
〔ダニエル書6章18節〕
18 かくのちわうはそのみやにかへりけるがその食󠄃しよくをなさずまたみめたちめしよせずして全󠄃まつたねむることをせざりき
that night
〔創世記22章14節〕
14 アブラハムそのところをヱホバエレ(ヱホバ預備そなへたまはん)となづこれより今日こんにちもなほ人々ひと〴〵やまにヱホバ預備そなへたまはんといふ
〔サムエル前書23章26節〕
26 サウルはやま此旁こなたゆきダビデとその從者じふしややま彼旁かなたゆくダビデは周󠄃章あはててサウルの前󠄃まへ避󠄃さけんとしサウルとその從者じふしやはダビデとその從者じふしやかこんでこれとらへんとす
〔サムエル前書23章27節〕
27 とき使者つかひサウルにきたりいひけるはペリシテびとくにををかす急󠄃いそぎきたりたまへと
〔エステル書5章8節〕
8 われもしわう前󠄃まへめぐみ わうもしわが所󠄃求もとめをゆるしわが願意󠄃ねがひ成就なしとげしむることをよしとしたまはばねがはくはわうとハマンまたわがまうけんとする酒宴しゆえんのぞみたまへ われ明日あすわうのたまへることばにしたがはん
〔イザヤ書41章17節〕
17 貧󠄃まづしきものとともしきものとみづもとめてみづなくそのしたかわきておとろふるとき われヱホバきゝてこたへん われイスラエルのかみかれらをすてざるなり
〔ロマ書11章33節〕
33 ああかみ智慧󠄄ちゑ知識ちしきとのとみふかいかな、その審判󠄄さばきはかがたく、その途󠄃みち尋󠄃たづかたし。
the book of records
〔エステル書2章23節〕
23 ここにおいて此事このことをしらべさせしにそのしかることあらはれければかれ二人ふたりにかけられそのことわう前󠄃まへなる日誌につしふみにかきしるさる
〔マラキ書3章16節〕
16 そのときヱホバをおそるるものたがひあひかたりヱホバみゝをかたむけてこれをきゝたまへり またヱホバをおそるるものおよびその記憶おぼゆもののためにヱホバの前󠄃まへ記念おぼえふみをかきしるせり

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モルデカイかつわう侍從じじう二人ふたりまもものなるビグタンとテレシがアハシユエロスわうころさんとはかれるをつげたりとしるせるに遇󠄃
And it was found written, that Mordecai had told of Bigthana and Teresh, two of the king's chamberlains, the keepers of the door, who sought to lay hand on the king Ahasuerus.


Bigthan
無し
Bigthana
〔エステル書2章21節〕
21 當時そのころモルデカイわうもんけるときわう侍從じじうにてまもものうちビグタンおよびテレシの二にんうらむることありてアハシユエロスわうしいせんともとめたりしが

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わうすなはちいひけるはこれがためになに榮譽ほまれ爵位くらゐをモルデカイにあたへしや わうつかふる臣僕しもべこたへてなにをもかれにあたへしことしといへり
And the king said, What honour and dignity hath been done to Mordecai for this? Then said the king's servants that ministered unto him, There is nothing done for him.


There is nothing
〔創世記40章23節〕
23 しかるに酒人さかびとかしらヨセフをおぼえずしてこれわすれたり
〔詩篇118章8節〕
8 ヱホバに依賴よりたのむはひとにたよるよりも勝󠄃まさりてよし
〔詩篇118章9節〕
9 ヱホバによりたのむはもろもろのきみにたよるよりも勝󠄃まさりてよし
〔傳道之書9章15節〕
15 ときまちうち一人ひとり智慧󠄄ちゑある貧󠄃まづしきひとありてその智慧󠄄ちゑをもてまちすくへり しかるにたれありてその貧󠄃まづしきひと記念おもふものなかりし
What honour
〔士師記1章12節〕
12 ときにカレブいひけるはキリアテセペルをうちてこれをるものにはわがむすめアクサをあたへてつまとなさんと
〔士師記1章13節〕
13 カレブの舍弟おとうとケナズのオテニエルこれをとりければすなはちそのむすめアクサをこれがつまにあたふ
〔サムエル前書17章25節〕
25 イスラエルのひといひけるはなんぢらこののぼりきたひとしやまことにイスラエルをいどまんとてのぼりきたるなりかれをころすひとわうおほいなるとみてこれをとましその女子むすめをこれにあたへてその父󠄃ちゝいへにはイスラエルのうちにて租税そぜいをまぬかれしめん
〔サムエル前書17章26節〕
26 ダビデそのかたはらにたてる人々ひと〴〵にかたりていひけるはこのペリシテびとをころしイスラエルの耻辱はぢ雪󠄃すゝひとには如何いかなることをなすやこの割󠄅禮かつれいなきペリシテびとたれなればかいけかみぐんいど
〔歴代志略上11章6節〕
6 このときダビデいひけるはたれにもあれだい一にエブスびとうちやぶるものかしらとなししやうとなさんとかくてゼルヤのヨアブせんとうしてかしらとなれり
〔ダニエル書5章7節〕
7 わうすなはちおほごゑよばはりて法術士はふじゆつしカルデヤびと卜筮師うらなひしめしきたらしめしかしてわうバビロンの智者ちしやどもつげふこの文字もじみその解明ときあかしわれしめものにはむらさきころもくびこがねくさりをかけさせてこれくにだい三の牧伯ぼくはくとなさんと
〔ダニエル書5章16節〕
16 われきくなんぢものごと解明ときあかしをなしかつなんもんくとされなんぢもしくこの文字もじみその解明ときあかしわれしめさばなんぢむらさきころもこがねくさりなんぢくびにかけさせてなんぢをこのくにだい三の牧伯ぼくはくとなさんと
〔ダニエル書5章29節〕
29 こゝにおいてベルシヤザルめいくだしてダニエルにむらさきころもせしめこがねくさりをこれがくびにかけさせてかれくにだい三の牧伯ぼくはくなりと布吿ふこくせり
〔使徒行傳28章8節〕
8 ポプリオの父󠄃ちちねつ痢病りびゃうとにかゝりてたれば、パウロそのもとにいたり、いのり、かつきていやせり。~(10) れいあつくしてわれらをうやまひ、また船出ふなでときには必要󠄃ひつえうなる品々しなじなおくりたり。
〔使徒行傳28章10節〕

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ここにおいてわうたれにはにあるやとふ このときハマンはおのがモルデカイのためにまうけたるにモルデカイをかけることをわうそうせんとしてすでわういへそとにはきたりて
And the king said, Who is in the court? Now Haman was come into the outward court of the king's house, to speak unto the king to hang Mordecai on the gallows that he had prepared for him.


Who is in the court
〔箴言3章27節〕
27 なんぢぜんをなすちからあらばこれすべきものさざることなか
〔箴言3章28節〕
28 もしなんぢものあらばなんぢとなりむかさりまたきた明日あすわれなんぢあたへんといふなかれ
〔傳道之書9章10節〕
10 すべなんぢたふることはちからをつくしてこれをなんぢゆかんところの陰府よみには工作わざ計謀はかりごと知識ちしき智慧󠄄ちゑもあることなければなり
the outward
〔エステル書4章11節〕
11 わうしよしんがよびわうしよしうたみみなをとこにもあれをんなにもあれすべめされずしてうちにはいりわうにいたるものかならころさるべきひとつ法律おきてあり されどわうこれに金圭きんけいのぶればいくるをべし かくてわれこの三十にちわうにいたるべきめしをかうむらざるなり
〔エステル書5章1節〕
1 第三日みつかめにエステルきさき服󠄃ころもわういへうちにはにいりわういへにむかひてわうわうきうぎよくしてわうきう戶口とぐちにむかひをりしが
to speak
〔エステル書3章8節〕
8 ハマンかくてアハシユエロスわういひけるはくにかくしうにある諸民しよみんなかちらされてわかわかれになりをるひとつたみありその律法おきて一切すべてたみことなり またわう法律おきてまもらずこのゆゑにこれをゆるしおくはわうえきにあらず~(11) しかしてハマンにいひけるはそのぎんはなんぢにあたふ そのたみもまたなんぢにあたふればなんぢよしゆるごとく
〔エステル書3章11節〕
〔エステル書5章14節〕
14 ときにそのつまゼレシとその一切すべて朋友ともかれにいひけるは請󠄃たかさ五十キユビトのたてしめ明日あす朝󠄃あさモルデカイをそのうへかけんことをわうまうしかしてわうとともにたのしみてその酒宴しゆえんにおもむけとハマンこのことよしとしてそのたてしめたり
〔エステル書7章9節〕
9 ときわう前󠄃まへにある一人ひとり侍從じじうハルボナいひけるはわうためこといひたりしかのモルデカイをかけんとてハマンがつくりたる五十キユビトのハマンのいへたちをるなりとわういひけるはかれをそのうへかけ
〔ヨブ記5章13節〕
13 慧󠄄かしこものをその自分󠄃みづから詭計たくみによりてとらよこしまなるもの謀計はかりごとをしてやぶれしむ
〔詩篇2章4節〕
4 てんするものわらひたまはん しゆかれらをあざけりたまふべし
〔詩篇33章19節〕
19 はかれらのたましひをよりすくひ饑饉としうゑたるときにもにながらへしめんがためなり

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わう臣僕しもべわうにつげてハマンにはたちをるといひければわうかれをしていりきたらしめよと
And the king's servants said unto him, Behold, Haman standeth in the court. And the king said, Let him come in.


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ハマンやがていりきたりしにわうかれにいひけるはわう尊󠄅たふとばんとほつするひとには如何いかになさばよからんかとハマンこゝろにおもひけるはわう尊󠄅たふとばんとずるものわれにあらずしてたれぞやと
So Haman came in. And the king said unto him, What shall be done unto the man whom the king delighteth to honour? Now Haman thought in his heart, To whom would the king delight to do honour more than to myself?


To whom
〔エステル書3章2節〕
2 わうもんにあるしゆしよしんみなひざまづきてハマンをはいせり これわうかくかれになすことをめいじたればなり しかれどもモルデカイはひざまづかず又󠄂またこれをはいせざりき
〔エステル書3章3節〕
3 ここをもてわうもんにあるわう諸臣しよしんモデカイにむかひてなんぢいかなればわうめいそむくやと
〔エステル書5章11節〕
11 しかしてハマンそのとみ榮耀かがやきとその衆多おほきこととすべわうおのれたふとびしことまたおのれをたかくしてわう牧伯つかさおよび臣僕しもべうへにあらしむることをこれかたれり
〔箴言1章32節〕
32 つたなきもの違󠄇逆󠄃そむきはおのれをころおろかなるもの幸福さいはひはおのれをほろぼさん
〔箴言16章18節〕
18 驕傲たかぶり滅亡ほろびにさきだちほここゝろ傾跌たふれにさきだつ
〔箴言18章12節〕
12 ひとこゝろのたかぶりは滅亡ほろびさきだち 謙󠄃遜へりくだりはたふとまるることにさきだつ
〔箴言30章13節〕
13 またひとつ世類たぐひあり 嗚呼あゝそのはいかにたかきぞや そのまなぶたあがれり
〔オバデヤ書1章3節〕
3 山崖がけ巖屋いはやたかところ住󠄃ものなんぢこゝろ傲慢たかぶりなんぢをあざむけり なんぢこゝろうちたれわれひきくだすことをんと
whom the king, etc
〔詩篇35章27節〕
27 わがをよみするものをばよろこびうたはしめおほいなるかなヱホバそのしもべのさいはひをよろこびたまふとつねにいはしめたまへ
〔イザヤ書42章1節〕
1 わがたすくるわがしもべわがこゝろよろこぶわが撰人えらびびとをみよ われわがみたまをかれにあたへたり かれ異邦人ことくにびと道󠄃みちをしめすべし
〔イザヤ書62章4節〕
4 ひとふたゝびなんぢをすてられたるものといはず ふたゝびなんぢのをあれたるものといはじ かへりてなんぢをヘフジバ(わがよろこぶところ)ととなへ なんぢのをベウラ(配偶はいぐう)ととなふべし そはヱホバなんぢをよろこびたまふ なんぢの配偶はいぐうをえん
〔イザヤ書62章5節〕
5 わかきものの處女をとめをめとるごとくなんぢの子輩こらはなんぢをめとらん 新郎にひむこ新婦󠄃にひよめをよろこぶごとくなんぢのかみなんぢをよろこびたまふべし
〔エレミヤ記32章41節〕
41 われよろこびてかれらにめぐみほどここゝろつく精神せいしんをつくしてまことかれらをこのうゝべし
〔マタイ傳3章17節〕
17 またてんよりこゑあり、いはく『これはいつくしむ、わがよろこものなり』
〔ヨハネ傳5章23節〕
23 これすべてのひと父󠄃ちちうやまふごとくにうやまはんためなり。うやまはぬものこれ遣󠄃つかはたまひし父󠄃ちちをもうやまはぬなり。
whom the king, etc.
〔詩篇35章27節〕
27 わがをよみするものをばよろこびうたはしめおほいなるかなヱホバそのしもべのさいはひをよろこびたまふとつねにいはしめたまへ
〔イザヤ書42章1節〕
1 わがたすくるわがしもべわがこゝろよろこぶわが撰人えらびびとをみよ われわがみたまをかれにあたへたり かれ異邦人ことくにびと道󠄃みちをしめすべし
〔イザヤ書62章4節〕
4 ひとふたゝびなんぢをすてられたるものといはず ふたゝびなんぢのをあれたるものといはじ かへりてなんぢをヘフジバ(わがよろこぶところ)ととなへ なんぢのをベウラ(配偶はいぐう)ととなふべし そはヱホバなんぢをよろこびたまふ なんぢの配偶はいぐうをえん
〔イザヤ書62章5節〕
5 わかきものの處女をとめをめとるごとくなんぢの子輩こらはなんぢをめとらん 新郎にひむこ新婦󠄃にひよめをよろこぶごとくなんぢのかみなんぢをよろこびたまふべし
〔エレミヤ記32章41節〕
41 われよろこびてかれらにめぐみほどここゝろつく精神せいしんをつくしてまことかれらをこのうゝべし
〔マタイ傳3章17節〕
17 またてんよりこゑあり、いはく『これはいつくしむ、わがよろこものなり』
〔ヨハネ傳5章23節〕
23 これすべてのひと父󠄃ちちうやまふごとくにうやまはんためなり。うやまはぬものこれ遣󠄃つかはたまひし父󠄃ちちをもうやまはぬなり。

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ハマンすなはちわうにいひけるはわう尊󠄅たふとばんとほつするひとのためには
And Haman answered the king, For the man whom the king delighteth to honour,


whom the king, etc
〔エステル書6章9節〕
9 これをわうもつとたふとき一人ひとり牧伯つかさにわたしわう尊󠄅たふとばんとするひとその衣服󠄃ころもせしめこれをむまにのせてまち街衢ちまたをみちびき通󠄃とほわう尊󠄅たふとばんとほつするひとにはかくのごとくなすべしとよばはらしむべし
〔エステル書6章11節〕
11 ここにおいてハマン衣服󠄃ころもむまとをりモルデカイにその衣服󠄃ころもかれをしてまち街衢ちまたのりとほらしめその前󠄃まへよばはりてわう尊󠄅たふとばんとほつするひとにはかくのごとくなすべしと
whom the king, etc.
〔エステル書6章9節〕
9 これをわうもつとたふとき一人ひとり牧伯つかさにわたしわう尊󠄅たふとばんとするひとその衣服󠄃ころもせしめこれをむまにのせてまち街衢ちまたをみちびき通󠄃とほわう尊󠄅たふとばんとほつするひとにはかくのごとくなすべしとよばはらしむべし
〔エステル書6章11節〕
11 ここにおいてハマン衣服󠄃ころもむまとをりモルデカイにその衣服󠄃ころもかれをしてまち街衢ちまたのりとほらしめその前󠄃まへよばはりてわう尊󠄅たふとばんとほつするひとにはかくのごとくなすべしと

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わうたまへる衣服󠄃ころもたづさへきたらしめかつわうのりたまへるむますなはちそのかしらわう冠冕かんむりいただけるむまをひききたらしめ
Let the royal apparel be brought which the king useth to wear, and the horse that the king rideth upon, and the crown royal which is set upon his head:


Let the royal, etc
〔サムエル前書18章4節〕
4 ヨナタンおのれのたる明衣うはぎぬぎてダビデにあたふその戎衣いくさごろもおよびそのかたなゆみおびもまたしかせり
〔ルカ傳15章22節〕
22 れど父󠄃ちちしもべどもにふ「とくとく最上さいじゃうころもきたりてこれせ、その指輪ゆびわをはめ、あしくつをはかせよ。
Let the royal, etc.
〔サムエル前書18章4節〕
4 ヨナタンおのれのたる明衣うはぎぬぎてダビデにあたふその戎衣いくさごろもおよびそのかたなゆみおびもまたしかせり
〔ルカ傳15章22節〕
22 れど父󠄃ちちしもべどもにふ「とくとく最上さいじゃうころもきたりてこれせ、その指輪ゆびわをはめ、あしくつをはかせよ。
the horse
〔列王紀略上1章33節〕
33 わう彼等かれらにいひけるは汝等なんぢらしゆ臣僕けらい伴󠄃ともなひわがソロモンをわがむまかれをギホンに導󠄃みちびくだ

前に戻る 【エステル書6章9節】

これをわうもつとたふとき一人ひとり牧伯つかさにわたしわう尊󠄅たふとばんとするひとその衣服󠄃ころもせしめこれをむまにのせてまち街衢ちまたをみちびき通󠄃とほわう尊󠄅たふとばんとほつするひとにはかくのごとくなすべしとよばはらしむべし

And let this apparel and horse be delivered to the hand of one of the king's most noble princes, that they may array the man withal whom the king delighteth to honour, and bring him on horseback through the street of the city, and proclaim before him, Thus shall it be done to the man whom the king delighteth to honour.


bring him
無し
proclaim
〔創世記41章43節〕
43 これをしておのれのもてるつぎくるまのらしめしたにゐよとその前󠄃まへよばしむかくかれをエジプト全󠄃國ぜんこく冢宰つかさとなせり
〔列王紀略上1章33節〕
33 わう彼等かれらにいひけるは汝等なんぢらしゆ臣僕けらい伴󠄃ともなひわがソロモンをわがむまかれをギホンに導󠄃みちびくだ
〔列王紀略上1章34節〕
34 彼處かしこにて祭司さいしザドクと預言者よげんしやナタンはかれあぶらをそそぎてイスラエルのうへわうすべししかしてなんぢ喇叭らつぱふきてソロモンわういのちながかれと
〔ゼカリヤ書9章9節〕
9 シオンのむすめおほいよろこべヱルサレムのむすめよばはれなんぢわうなんぢきたかれ正義ただしくして拯救すくひたまは柔和にうわにして驢馬ろばすなは牝驢馬めろばなるこまるなり

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わうハマンにいひけるは急󠄃いそぎなんぢがいひしごとくその衣服󠄃ころもむまとをわうもんするユダヤびとモルデカイにかくなせよ なんぢがいひしところをひとつかくことなからしめよ
Then the king said to Haman, Make haste, and take the apparel and the horse, as thou hast said, and do even so to Mordecai the Jew, that sitteth at the king's gate: let nothing fail of all that thou has spoken.


Make haste
〔ダニエル書4章37節〕
37 こゝにおいてわれネブカデネザルいまてんわうほめたゝへかつあがかれ作爲わざすべ眞實まことかれ道󠄃みち正義ただしみづかたかぶるものかれくこれをひくくしたまふ
〔ルカ傳14章11節〕
11 おほよそおのれをたかうするものひくうせられ、おのれひくうするものたかうせらるるなり』
〔ヨハネ黙示録18章7節〕
7 かれがみづか尊󠄅たふとび、みづからおごりしとおなじほどの苦難くるしみ悲歎かなしみとをこれあたへよ。かれこゝろのうちに「われは女王にょわうくらゐするものにして寡婦󠄃やもめにあらず、けっして悲歎かなしみざるべし」とふ。
let nothing fail
〔列王紀略下10章10節〕
10 され汝等なんぢられヱホバがアハブのいへにつきてつげたまひしヱホバのことばひとつおちすなはちヱホバはそのしもべエリヤによりてつげことなしたまへりと

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ここにおいてハマン衣服󠄃ころもむまとをりモルデカイにその衣服󠄃ころもかれをしてまち街衢ちまたのりとほらしめその前󠄃まへよばはりてわう尊󠄅たふとばんとほつするひとにはかくのごとくなすべしと
Then took Haman the apparel and the horse, and arrayed Mordecai, and brought him on horseback through the street of the city, and proclaimed before him, Thus shall it be done unto the man whom the king delighteth to honour.


and arrayed
〔エステル書8章15節〕
15 かくてモルデカイはあゐしろ朝󠄃服󠄃てうふくおほいなるきんかんむりいただ紫色むらさき細布ほそぬの外衣うはぎをまとひてわう前󠄃まへよりいできたれり シユシヤンのまちぢうこゑをあげてよろこびぬ
〔エステル書9章3節〕
3 諸州しよしう牧伯つかさ州牧しうぼく方伯はうはくなどすべわうこととりおこなものみなユダヤびとをたすけたり これモルデカイをおそるるによりてたり
the street
無し
took Haman
〔エズラ書6章13節〕
13 ダリヨスわうかくさとしければ河外かはむかふの總督そうとくタテナイおよびセタルボズナイとその同僚ともがら迅󠄄速󠄃すみやかこれおこなへり
〔イザヤ書60章14節〕
14 なんぢくるしめたるものの子輩こらはかがみてなんぢにきたり なんぢをさげしめたるものはことごとくなんぢの足下あしもとにふし かくなんぢをヱホバのみやこイスラエルの聖󠄄者せいしやのシオンととなへん
〔ルカ傳1章52節〕
52 權勢いきほひあるもの座位くらゐよりおろし、 いやしきものたかうし、
〔ヨハネ黙示録3章9節〕
9 よ、われサタンのくわい、すなはちみづからユダヤびととなへてユダヤびとにあらず、ただ虛僞いつはりをいふものうちより、あるものをしてなんぢ足下あしもときたはいせしめ、わがなんぢあいせしことをらしめん。
took Hamon
〔エズラ書6章13節〕
13 ダリヨスわうかくさとしければ河外かはむかふの總督そうとくタテナイおよびセタルボズナイとその同僚ともがら迅󠄄速󠄃すみやかこれおこなへり
〔イザヤ書60章14節〕
14 なんぢくるしめたるものの子輩こらはかがみてなんぢにきたり なんぢをさげしめたるものはことごとくなんぢの足下あしもとにふし かくなんぢをヱホバのみやこイスラエルの聖󠄄者せいしやのシオンととなへん
〔ルカ傳1章52節〕
52 權勢いきほひあるもの座位くらゐよりおろし、 いやしきものたかうし、
〔ヨハネ黙示録3章9節〕
9 よ、われサタンのくわい、すなはちみづからユダヤびととなへてユダヤびとにあらず、ただ虛僞いつはりをいふものうちより、あるものをしてなんぢ足下あしもときたはいせしめ、わがなんぢあいせしことをらしめん。

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かくてモルデカイはわうもんにかへりたりしがハマンはうれへなやみかうべをおほふておのれのいへにはしりゆき
And Mordecai came again to the king's gate. But Haman hasted to his house mourning, and having his head covered.


came again
〔サムエル前書3章15節〕
15 サムエル朝󠄃あさまでいねてヱホバのいへひらきしがその異象まぼろしをエリにしめすことをおそる
〔エステル書2章19節〕
19 再度ふたゝび處女むすめあつめられしときモルデカイはわうもんしをりぬ
〔詩篇131章1節〕
1 ヱホバよわがこゝろおごらずわがたかぶらず われはおほいなることとわれにおよばぬくすしきわざとをつとめざりき
〔詩篇131章2節〕
2 われはわが靈魂たましひをもださしめまたやすからしめたり 乳󠄃をたちし嬰兒みどりごのそのはゝにたよるごとく がたましひは乳󠄃をたちし嬰兒みどりごのごとくわれにたよれり
hasted to his house
〔サムエル後書17章23節〕
23 アヒトベルはその謀計はかりごとおこなはれざるをその驢馬ろばくらおき起󠄃たちそのまちゆきそのいへにいたりいへひと遺󠄃ゆゐごんしてみづかくびしにその父󠄃ちゝはかはうむらる
〔列王紀略上20章43節〕
43 イスラエルのわううれかついかりそのいへおもむきサマリアにいたれり
〔列王紀略上21章4節〕
4 アハブはヱズレルびとナボテのおのれいひことばのためにうれかついかりてそのいへいりかれわが父󠄃祖せんぞ產業さんげふなんぢあたへじといひたればなりアハブとこそのかほそむけて食󠄃しよくをなさざりき
〔歴代志略下26章20節〕
20 祭司さいしをさアザリヤおよび一切すべて祭司さいしたちかれしにすでにそのひたひらいびやうしやうじゐたればかれ其處そこより速󠄃すみやかにいだせりかれもまたヱホバのおのれうちたまへるをみづか急󠄃いそぎていでされ
〔ヨブ記20章5節〕
5 あしひと勝󠄃誇かちほこり暫時しばらくにして邪曲よこしまなるもの歡樂たのしみときのみ
having
〔サムエル後書15章30節〕
30 ここにダビデ橄欖山かんらんざんみちのぼりしがのぼるときにそのかうべつゝみて跣足はだしにてゆけりかれとともにあるたみみなおの〳〵そのかうべつゝみてのぼりなきつつのぼれり
〔エステル書7章8節〕
8 わう宮殿みやそのよりかへりて酒宴しゆえんにいたりしにエステルのをる牀榻とこうへにハマン俯伏ひれふしゐたればわういひけるはかれはまたいへうちにてわが前󠄃まへきさきはづかしめんとするかとこのことばわうくちよりいづるや人々ひと〴〵ハマンのかほをおほへり
〔ヨブ記9章24節〕
24 あしものわたされてあり かれまたその裁判󠄄さばきびとかほおほひたまふ もしかれならずばこれたれ行爲わざなるや
〔エレミヤ記14章3節〕
3 その侯伯等きみたちしもべをつかはしてみづくましむかれゐどにいたれどもみづ空󠄃むなしうつはをもちてかへはぢかつうれへてそのかうべをおほふ
〔エレミヤ記14章4節〕
4 あめふらずしてつち燥裂ひわれたるにより農夫のうふはぢかうべおほ

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しかしてハマンおのが遇󠄃あへことをことごとくそのつまゼレシとその朋友ともげるにその智者ちしやたちおよびそのつまゼレシかれにいひけるは のモルデカイすなはちなんぢがその前󠄃まへやぶれはじめたるものもしユダヤびとならばなんぢこれに勝󠄃かつことをかならずその前󠄃まへにやぶれんと
And Haman told Zeresh his wife and all his friends every thing that had befallen him. Then said his wise men and Zeresh his wife unto him, If Mordecai be of the seed of the Jews, before whom thou hast begun to fall, thou shalt not prevail against him, but shalt surely fall before him.


If Mordecai
〔創世記40章19節〕
19 いまより三日みつかうちにパロなんぢかうべあげはなしてなんぢかけんしかしてとりなんぢにくをくらひとるべしと
〔サムエル前書28章19節〕
19 ヱホバ、イスラエルをもなんぢとともにペリシテびとにわたしたまふべし明日あすなんぢなんぢ子等こらわれとともなるべしまたイスラエルのぢんえいをもヱホバ、ペリシテびとにわたしたまはんと
〔サムエル前書28章20節〕
20 サウルたゞちにびたふれサムエルのことばのためにいたくおそれ又󠄂またそのちからうしなへりはかれその一日いちにち一夜いちやもの食󠄃くはざりければなり
〔ヨブ記15章24節〕
24 患難なやみ苦痛くるしみとはかれをおそれしめ 戰鬪たたかひ準備そなへをなせるわうのごとくしてかれうち勝󠄃かち
〔ダニエル書5章26節〕
26 そのことば解明ときあかしかくのごとしメネ(かぞへたり)はかみなんぢ治世ぢせいかぞへてこれをその終󠄃をはりいたらせしをいふなり~(28) ペレス(分󠄃わかたれたり)はなんぢくに分󠄃わかたれてメデアとペルシヤにあたへらるるをいふなり
〔ダニエル書5章28節〕
〔ゼカリヤ書12章2節〕
2 われヱルサレムをしてその周󠄃圍まはり國民くにびと蹌踉よろばはするさかづきとならしむべしヱルサレムの攻圍せめかこまるるときこれはユダにもおよばん
〔ゼカリヤ書12章3節〕
3 そのにはわれヱルサレムをしてもろ〳〵國民くにびとむかひておもいしとならしむべしこれもちあぐものおほきずうけ地上ちじやう諸國しよこくみなあつまりてこれ攻寄せめよすべし
Zeresh
〔エステル書5章10節〕
10 されどもハマンたへ忍󠄄しのびていへにかへりその朋友ともおよびつまゼレシをまねききたらしめ~(14) ときにそのつまゼレシとその一切すべて朋友ともかれにいひけるは請󠄃たかさ五十キユビトのたてしめ明日あす朝󠄃あさモルデカイをそのうへかけんことをわうまうしかしてわうとともにたのしみてその酒宴しゆえんにおもむけとハマンこのことよしとしてそのたてしめたり 〔エステル書5章14節〕
but shalt surely
〔ヨブ記16章2節〕
2 かゝことわれおほくきけなんぢらはみなひとなぐさめんとしてかへつてひとわづらはすものなり
〔箴言28章18節〕
18 ただしあゆものすくひをえ まがれるみちあゆものたゞちたふれん
〔ホセア書14章9節〕
9 たれ智慧󠄄ちゑあるものぞそのひとはこのことさとらんたれ頴悟さとりあるものぞそのひとこれしらんヱホバの道󠄃みちすべなほ義者ただしきものこれあゆされ罪人つみびとこれつまづかん
said his wise
〔創世記41章8節〕
8 パロ朝󠄃あさにおよびてその心安こころやすからずひとをつかはしてエジプトの法術士はふじゆつしとその博士はかせみなことごとくこれにそのゆめ述󠄃のべたりされこれをパロにときうるものなかりき
〔ダニエル書2章12節〕
12 かゝりしかばわういかりはつおほいいきどほりバビロンの智者ちしやをことごとくころせとめいじたり

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かれらなほハマンとものいひをるうちわう侍從じじうきたりてハマンをうながしエステルがまうけたる酒宴しゆえんにのぞましむ
And while they were yet talking with him, came the king's chamberlains, and hasted to bring Haman unto the banquet that Esther had prepared.


hasted to bring
〔申命記32章35節〕
35 かれらのあしよろめかんときわれあだをかへし應報むくいをなさんその災禍わざはひ近󠄃ちかそれがためにそなへられたること迅󠄄速󠄃すみやかにいたる
〔申命記32章36節〕
36 ヱホバつひにそのたみさばきまたそのしもべ憐憫あはれみをくはへたまはんかれらのちからのすでにさりうせてつながれたるものつながれざるものもあらずなれるをたまへばなり
〔エステル書5章8節〕
8 われもしわう前󠄃まへめぐみ わうもしわが所󠄃求もとめをゆるしわが願意󠄃ねがひ成就なしとげしむることをよしとしたまはばねがはくはわうとハマンまたわがまうけんとする酒宴しゆえんのぞみたまへ われ明日あすわうのたまへることばにしたがはん
〔エステル書5章14節〕
14 ときにそのつまゼレシとその一切すべて朋友ともかれにいひけるは請󠄃たかさ五十キユビトのたてしめ明日あす朝󠄃あさモルデカイをそのうへかけんことをわうまうしかしてわうとともにたのしみてその酒宴しゆえんにおもむけとハマンこのことよしとしてそのたてしめたり